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■ 知らないと怖い「個人情報」取扱ルール⑴
インターネットがもはや社会インフラと呼べるまで普及している今日この頃、「情報」の取扱いの重要性は日に日に増しております。情報に関するルールを定めた法律は、何といっても「個人情報の保護に関する法律」ですね。法律にしては珍しく、非常にわかりやすいネーミングです。
ホテル・旅館業の皆様は、通常の企業に増して、個人情報を取り扱う機会は多いのではないでしょうか?宿泊予約の時点から、すでにかなりの量の個人情報を取得するという点からもよくわかります。
「知らないと怖い」などと脅かすようなタイトルではありますが、極端な話、うっかりミスで刑事罰を受けるなんてこともありますので、やはり最低限の知識だけは身に付けておいた方が安全です。
細かいルールはともかく「個人情報の取り扱いって、予想以上に厳しいのだな…」という感覚だけでも持っていただければということで、今回から3回に分けて個人情報保護法の簡単な解説をさせていただければと思います。
まずそもそも「個人情報」とは何でしょうか?法律上のややこしい定義はさておき、簡単に表すと「特定の誰かと結びつく情報」になります。
一番わかりやすいのは氏名や顔写真ですよね。特定の誰かを表す情報の代表例と言えると思います。また、DNA、指紋、パスポート番号、マイナンバーなども、個人情報となります。そして、氏名とセットで取り扱われることの多い、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなども、それ単体というよりは、氏名等と結びついて個人情報となることがほとんどです。さらに変わったところだと「歩行態様」「声紋」なども個人情報にあたるとされています!予想以上に、個人情報の範囲は広いですよね。
次回から、これら「個人情報」の取扱いルールについて見ていきたいと思います!
―弁護士より一言―
このコロナ禍ですが、宿泊業界応援と仕事と趣味を兼ねてということで、電車を使わず短距離移動で済むホテル・旅館宿泊キャンペーン(小旅行?)を行っております。今回は、横浜に新しくできた「オークウッドスイーツ」に行ってきました。みなとみらいにそびえ立つタワーマンション「ザ・タワー横浜北仲」の上層階に位置しています!コロナ禍ですので外食等は自粛し部屋で静かに過ごしたのですが、コロナを意識してかどうか、部屋の中にキッチンや食器が備え付けられており、1階スーパーで仕入れた食材で料理ができる仕様になっていました!部屋からの眺めも良く、このコロナ禍での新たな楽しみを発見した気持ちです。
(文責 旅館・ホテル業界に強い弁護士 佐山洸二郎)